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【受賞インタビュー】メディア・ゲームカンパニー ベストプレイヤー賞(インパクト部門)

失敗を糧に挑んだ、”プランナー”への再挑戦

沖縄のABEMA事業部の中核を担う大城さん。
2021年度のメディア・ゲームカンパニー社員総会では見事『ベストプレイヤー賞』を受賞しました。

常に自分に厳しくストイックな大城さんにこれまでの失敗体験や成功体験、一緒に励まし合い進み続けるライバルについて幅広くお話を聞いてきました!

大城 一人

2013年 シーエー・アドバンスに入社 カスタマーサポートチームに配属
2014年  社員総会にて、新人賞(メディア部門)を受賞
2016年  ABEMA事業部に異動
2018年  メディア・ゲームカンパニー社員総会にてBEST Professional賞を受賞
2020年 ABEMAプランナーチーム立ち上げ
2021年 メディア・ゲームカンパニー社員総会にて、
    ベストプレイヤー賞(インパクト部門)を受賞


チームで勝ち取った成果

ーベストプレイヤー賞MVP、おめでとうございます!率直な感想をお聞かせください。

メディア・ゲームカンパニーの中でも難易度の高い新規プロジェクトに挑戦させてもらっていたので、選ばれる自覚はありました。でもまさかMVPをいただけるとは思ってもみませんでした。もちろん喜びもありましたが、それよりも驚きの方が大きかったです。

普段、ABEMAのプランナーチームを取りまとめているプロダクト責任者の方とマンツーマンで仕事をしていて、「自分はまだまだ足りていない、これだけじゃ納得できない、もっとやれることがあるだろう」と考えていたので、表彰されたときはとても嬉しかったです。

ーなるほど、ご自身では納得がいっていない結果だったのですね。

それは少し語弊があるのですが、今回の表彰は僕だけのものじゃないと思っています。

チームで同じくプランナー業務を行っている、メンバー3人と一緒に成し遂げられたものだと考えています。
プランナーの施策の中で「プッシュ通知」というものがあるのですが、その文言作成などをチームで考え、ギネス記録を樹立することが出来ました。僕はその先導に立っていたに過ぎ無いと思っています。

ー個人の頑張りではなく、チームでの頑張りを認められたとのこと。ではなぜ大城さんがこのチームを牽引することになったんですか?

これは明確です、他のメンバーに比べてプロダクト責任者との目線が近かったためです。

その方とは約3年ほど一緒に仕事をさせてもらっており、他のメンバーよりも付き合いも長いです。
僕自身まだまだで、ご指摘をもらうことも多いですが、提案やレビューなどを都度チーム内で考えミーティングに挑んでいます。

プロダクト責任者からフィードバックを受けた内容を皆に落とし込んで、さらにそこからブラッシュアップしたりとそれがチーム全体の引き上げに繋がっている実感はあります。

失敗挫折、そこからの奮起

ー今のチャレンジに至った経緯を教えてください。

実は数年前に課金プランナーへ挑戦したことがあります。

当時は、番組宣伝の設計も同時に行っていて中途半端な形で仕事を進めてしまいました。
本来は注力してプランナー業務に当たるべきでしたが、兼務を言い訳に力を注ぐ事ができず、時間をかけすぎてしまった結果、プロジェクトを破綻させてしまいました。

期待をかけての抜擢だったにもかかわらず、本当に申し訳なかったと反省しかありません。
ただその経験があったからこそ今は、目の前のやるべきことに集中できている自分がいるのだとポジティブに捉えています。

それもこれもプロダクト責任者の方と一緒に仕事が出来ているからなのでとても感謝しています。

ー大城さんでも失敗経験があるのですね、他に苦しかった思い出などもありますか?

正直、常に苦しいです(笑)

番組宣伝の設計をしていた時と全く状況が異なっていて、今はプロジェクト単位で自分の仕事が増えていくんです。それに比例して、様々なポジションの方と関わる機会も増え、横軸を巻き込んで仕事を進めていく大変さを痛感しています。

仕事って関わったことのない人たちに対してもミーティングをしたり、資料を作成して、ファシリテーターとしても動いたりするじゃないですか。
もちろん僕もシーエー・アドバンス内でそういうことは既に経験済みなのですが、そのレベルの高さが圧倒的に違います。

いわゆるサイバーエージェントの役員だったり、ABEMAの局長、テレビ朝日のディレクターさんなど、ビジネスの世界でも活躍されてきた方々との仕事になるので、提案の仕方や進め方、許諾のとり方まで今までの難易度に比べると数段上になってきます。普段そういう方たちと仕事をしているので、振り返ったときに「自分はまだまだだな、もっと上を目指さなきゃ」という気持ちでいっぱいです。

僕はこれまで、抜擢していただいたことや他にも難易度の高いことに挑戦させていただきましたが、ここで成長を止めてはいけないと考えています。

決断経験とライバルの存在

ー成長痛を感じている最中なのですね!逆にご自身が胸を張って誇れる成果はありますか?

はい、1つの成果としてメルマガ配信があります。

昔からABEMAでユーザーに対してメルマガを送っているのですが、サービスとしても惰性で続けているところがありまして、せっかく対応しているのに勿体無いなーっと思っていました。

そこで僕発信でユーザーの再訪問をつくるためにデザイナーや開発、内容に関しては法務や労務、関係者各所に確認をとってアップグレード化を進めました。

メルマガを配信する過程でも沖縄のデバッグチームと連携して、ユーザーのどの端末でも表示出来るか確認したり、全て僕で意思決定をして進めていました。メルマガ一本を送るのに「こんなに確認や構成を考えるのか!?」と思うかもしれませんが、僕らはインターネットテレビ局として正しい情報を届ける義務があるのです。

ABEMAの一員として考えないといけない矜持や義務、それを実現実行した決断経験、これは自身の成果だと認識しています。
もちろんメルマガを送って終わりではなく、ここから数字を追って再来訪に繋げるための分析や新しい施策作りを一環にしていくつもりです。

-決断経験、成長には欠かせない言葉ですね!自身の成長を高め合う身近なライバルはいますか?

はい、2人います。1人はライバル、1人はこれから一緒に成長していきたいと思っている人です。

ライバルは同じメディア・ゲームカンパニーで広告コンサルタントをしているトッププレイヤー、田村さんです。年齢が近いのもあるのですが、あした会議で同じチームになった際、会社や組織の考え方、提案の角度がどれも当時の僕よりはるか上にいっており、負けたくないと思ったからです。

今回の表彰式も個人的に田村さんと争うのだろう、と勝手に思っていましたが、彼は現在マネージャーとしてのキャリアに切り替えたのでそんな事にはなりませんでした。同じ土俵だったらどうなっていたのかな…。

田村さんとは普段一緒に仕事をする関係性ではありませんが、尊敬もしていますし、負けたくない相手です。

そして一緒に成長していきたいと思っているのは、同じプランナー仲間である具志堅というメンバーです。

彼は大きな挫折経験があったうえで、現在プランナーとして頑張っています。ここ1年の彼の成長は目に見張るものがありますし、プロダクト責任者の方からも評価されてきています。そんな彼と今後、プランナーチームを一緒に引っ張っていきたいと考えています。

ちなみに2022年1月の月間表彰式では、彼がMVPに選ばれたのですが、今までの頑張りを考えると涙ぐんでしまいました(笑)それだけ彼には期待しています。

-社内にライバル、期待している人がいるのは良いですね!最後に大城さんの今後の目標を教えてください。

「プランナーって誰が一番優秀なの?」と聞かれた際、最初に名前が上がる存在になりたいです。

今後、沖縄のABEMA事業部にもっとプランナーを増やしていくべきだと考えています。まずそこを引っ張っていける人材に、プレイヤーとしての実力値を見せて活躍していきたいです。

僕はメディア・ゲームカンパニーが求め続ける限り、どんなポジションでも今の実力以上の動きを発揮していきたいですし、誰にも負けたくないです。

これからも自身のスキルを磨きつつ、組織全体を新しい高みに引っ張っていけるよう引き続き頑張っていきたいと思います。

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