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【受賞インタビュー】メディア・ゲームカンパニー ベストリーダー賞

目指す先は“女性マネージャーとしてのロールモデル“

異業種から未経験での転職、入社して1年でチームリーダーを経験。
その後はマネージャーとして約50人を取りまとめ、成果を出し続ける宮平さん。
ベストリーダーアワードMVPを女性リーダーとして初めて受賞!
その華々しい活躍までの道のりをインタビューしました。


女性マネージャーとしてのロールモデルになりたい

―女性で初めてのベストリーダー賞、おめでとうございます!ノミネートからMVPを受賞されるまでのお気持ちお聞かせください!

ありがとうございます!
実は、前回の社員総会でもベストリーダー賞にノミネートされていたのですが、その時はMVPをとれず悔しい思いをしました。

正直、今回もノミネート者たちのラインナップをみた時は「勝てないな」と思っていました(笑)
その中でMVPに選ばれたときは「やっととれた!」と思ったのと同時にとても嬉しかったです。

私の中でまだまだ女性マネージャーの活躍は少ないなと感じています。だからこそ、こうやって活躍している女性マネージャーもいるのだということを社内外で見せていきたい。そんな裏目標が私の中でありました。

今回の受賞を通して、女性もマネージャーとしても輝けるよ!できるよ!ということを示したい。女性マネージャーとしてのロールモデルになりたい。という裏目標を体現できたかなと思っています。

―裏目標、素敵ですね!元々マネージャーになりたいと思って入社されたのですか?

入社当初は全然思っていなかったです(笑)

シーエー・アドバンスに入社した動機も「PC関係の仕事をやりたかったから」とざっくりしたものでした。前職では接客業をしていたので、PCを使った仕事自体、全くの未経験でした。

実は、前職で引き止められてなかなか辞めさせてもらえず、「事務職受かりました」と嘘をついて無理やり辞めたんです(笑)そのあとは半年間くらいフリーターをしていました。

シーエー・アドバンスは、仕事の環境も良さそうだったし、学べることも多そうだったという理由で転職先に選んだので、何かを成し遂げようみたいなものは全くありませんでした。

“逃げる”を選択肢から省いたらここまで辿り着いていた

―マネージャーとして活躍するまでどんな道のりがありましたか?

入社して最初はゲーム事業部でカスタマーサポートを1年間経験しました。その翌年にG2制度(注1)ができたタイミングで初めてチームリーダーを経験させてもらいました。

G2制度の施策が会社に走るというタイミングで、G2に昇格した仲間もたくさんいました。

はじめは「チャレンジする人が沢山いるから、やってみようかな」という感覚でチャレンジしました。同じことに向き合っている仲間が多くいるというのはチャレンジしやすかったので、環境に恵まれた点もありましたね。

結果、翌年にマネージャーに昇格させていただきました。現在のAmeba事業部に異動してからはサイト監視チームのマネージャーを経験しながらも、受け持つチームの範囲も広がり、昨年の2月から編集チームと監視チームのマネージャーを兼務しています。

G2制度とは…若手・リーダー候補を抜擢し管理職としての能力を成長させようという組織の取り組み

―G2制度で昇格した初期メンバーなのですね!宮平さんがどんどんキャリアアップをして、活躍できた秘訣を教えてください。

逃げないことと、向き合うことです。言い訳をして逃げるのって、簡単だと思います。例えば、期日内にお願いされていたことを出来なかった際、「○○があってできませんでした」と言ったり、チャレンジせずに断ることも結構あると思います。

でも私は、やれるものはやってみよう!という精神で、積極的にチャレンジしてきました。
やらなければならないという状況に陥った場合は、「逃げる」という選択肢を省いて「じゃあどうしよう」「どうしたらできるのかな」と考えて動いてきたことの結果なのかなって思います。

―チャレンジ精神すごく大事ですね。マネージャーになってぶつかった壁などはありますか?

沢山あります(笑)

プレーヤーから初めてリーダーになった際、私は目標達成のために色々な動きをしました。走りながら考えるというか、やってみたけど上手くいかなかった時はシフトチェンジすることも多かったです。当時メンバーと面談したときにその事を指摘されることも度々ありました。

「この方向性でやるっていったじゃん」「急に変えないでよ」

みたいな。その時は当時のマネージャーに相談して一緒に解決しました。

その後マネージャーに昇格してからも人の部分での壁は沢山ありました。乗り越えていく中で、対話して解決に導いていくしかないと気がついたので、その時から大事にしているのは「これを解決するために私はこれをやる」と自分のやることをセットでメンバーに提示することです。「私はこれをやるから、あなたはこれをやってほしい」と伝える事を意識しています。

マネージャーとして大切にしていること

―マネージャーとして意識していることはありますか?

男性だと異性のメンバーとの関わり方に悩むことも多いと思います。その反面、女性は異性に発言することに対し、大きく抵抗がなかったりします。

私も異性のメンバーと接する際は、フレンドリー感を出すようなコミュニケーションの取り方を意識したりしています。

「最近はまってることある?」「おすすめのゲーム教えて~」

という会話はしやすいので、面談だけではなく、通常の業務でもこういう会話を大事にしています。面談の時しかマネージャーと喋れない環境をつくってしまうと、本当に関わりがなくなってしまうので、業務しているところに入って雑談を持ち掛けたりしています。

―上司とラフに会話できると相談もしやすいですね。コミュニケーションを大切にするようになったきっかけはありますか?

何かきっかけがあったというよりは、自然とコミュニケーションを意識していました。

マネージャーになった当初のチームメンバーは、同時期に入社した方が多く、仲も良かったのでマネージャーになった際、一線引かれてしまわないかという不安がありました。

なので、あくまでも同じチームで一緒にやっていこうというスタンスを大切に会話をするようにしました。もちろん、私はマネージャーとして決断や注意をする役割でもあるので、そこのメリハリはしっかりつけて行動することを心がけています。

自分の接し方を変えずに、マネージャーとしての役割も全うするという意識を大切にしています。

―自然と意識されていたのですね。今後は、どのようなマネージャーになっていきたいですか?

今の自分のスタンスは大きく変えず、その上で、視座をあげて今よりもしっかりとした決断ができるようになっていきたいです。

今だと、少しずつマネジメントの幅が広がり複数のチームを兼務していますが、いざという時は先輩に相談して慎重に決断している状態です。
大きなことや重要なことを決断する時に、ちゃんと自分の中で「○○だから○○する」と紐づけて導いていけるマネージャーになっていきたいと思っています。

あとは、まだまだ模索中ではあるのですが、女性が活躍できる環境を広げる、何かしらの動きをしていきたいですね。

サポートしてもらえる体制もチャンスもゴロゴロ転がっている

―最後に、管理職やマネージャーを目指す人達にメッセージをお願いします

管理職とかマネージャーってハードルが高いように思われがちですけど、まずはやってみるということが大事だと思います。今後の自分のキャリアを考えたときに必要だと思ったら是非「やってみたい」と声をあげてチャレンジしてほしいです。

1年後の自分の成長度合い、そこから考え方もまたガラリと変わるし広がっていくと思います。

マネージャーになったら次は「責任者」というルートが引かれているイメージがありますが、私はそれだけではないと思います。マネージャーを経験してプレーヤーに戻ってもいいと思っています。

実際にマネージャーを経験して今プレーヤーとして活躍されている方も多くいますし、マネージャーの経験を積んだ人はプレーヤーとしても強くなれると思います。

なので、一度チャレンジしてみて、自分のキャリアアップのきっかけにしてもらえたら嬉しいです。そのサポートをしてもらえる体制がシーエー・アドバンスにはあるのと、チャンスはゴロゴロ転がっています。それは男性とか女性とか年齢も関係ありません。

一緒に会社づくり、会社の未来をつくるところに飛び込んでくれる人をもっと増やしていきたいです。

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