台湾への海外留学の道を選び、地元沖縄への就職を決めた玉城さん。
海外から日本へ就職活動をする上で大変だったことや、複数社の内定を貰いながら最終的にシーエー・アドバンスを選んだ理由、入社後の印象や今後挑戦したいことなど、気になることを色々聞いてみました!
2018年03月 沖縄県立那覇高等学校 卒業
2018年05月~2019年02月 台湾国立中山大学(語学留学)
2019年09月 台湾国立中興大学 入学
2023年06月 台湾国立中興大学 卒業
2024年04月 シーエー・アドバンス 新卒入社
目次
|台湾から日本へ戻って就職した理由
|会社の描く未来が楽しみに
|実際に就職して感じたギャップのなさ
|目標は組織の成長への貢献
台湾から日本へ戻って就職した理由
――台湾留学からUターン就職したと聞きましたが、
まずは留学のきっかけや理由などを教えてもらえますか?
留学したのは、中国語を学ぶ過程で知らないことがたくさんあって、もっと深く知りたいと思ったからです。私が高校生の頃は「爆買い」という言葉がブームになっていた時期で、沖縄の観光圏に住んでいた自分は自然と中国や台湾に興味を持つようになりました。
高校を卒業してすぐに9か月の語学留学をした後、本格的に台湾の大学に進学して、そのまま4年間過ごしました。
――日本との文化の違いに驚かされることも多かったと思いますが、
就職活動はどんな風に進めていたんでしょうか?
3年生の夏頃から、オンラインで参加できるインターンシップに参加したり、地元の友人から情報を得るようにしていました。ただ、周りの台湾の学生は大学院進学がほとんどで、就職活動をしている学生はあまりいませんでした。私は日本での就職を希望していたのですが、台湾では日本のような就職活動が一般的ではないので、情報収集も簡単ではなかったです。
――そうだったんですね。台湾で就職するという選択肢もあったと思いますが、
日本で就職しようと思った理由はなんですか?
5年近く台湾で生活する中で「日本の社会を知らずに大人になりたくない」という気持ちが強くなったからです。
海外で暮らすと「日本ってどんな所なの」ってよく聞かれるんですよ。
でも18歳で日本を出たので、よく分からないままでした。
このまま何も知らずにいるのはちょっと嫌だな、日本社会を知りたい、という思いが心の中にずっとありました。それで最初の就職先は日本にしようと決めて、台湾での就職活動はまったく考えていなかったです。
会社の描く未来が楽しみに
――日本での就職に絞っていたんですね。
シーエー・アドバンスを知ったきっかけは何だったんですか?
きっかけは、沖縄の企業を紹介する就職支援団体の方から紹介していただいたことです。
でも実は、私は勤務地を地元に絞らずに東京や大阪などの主要都市をよく見ていて、沖縄の企業で就職するとは思っていませんでした。一度地元を離れている分、他の地域への就職を考えやすかったのかもしれないです。
――勤務地は柔軟に捉えていたんですね。
就活の軸というか、企業側に求めることはありましたか?
その時思っていたのは「変化」でした。同じ事をずっとするのは飽きてしまいそうだったので、色んな意味で変化して、何かを学び続けられる環境がいいと思ってました。
そういう意味では、シーエー・アドバンスの属する広告業界はスピード感が早く、半年に1回くらいは新しい更新があって学び続けないといけないので、自分と結構合っていると思います。
さらに、シーエー・アドバンスは沖縄という地方にありながら「服装・髪型自由」「リモート日あり」「裁量権を持って仕事ができる」といった自由な社風や、若いうちから責任ある仕事を任せてもらえる環境があることから、興味を持ちました。
――数ある選択肢の中から、シーエー・アドバンスを選んだ決め手はなんですか?
決め手は「この企業はどこまで大きくなるんだろう?」と、シーエー・アドバンスの「未来」を一緒に見てみたいと思ったからです。
「入社後に自身がどう成長できるのか」も大事だと思いますが、私は「最終的にどんな未来を創るのか?」という視点で、一番未来を見てみたい企業を選びました。
私は最終面接で「質問はありますか」って聞かれたときに「この組織はこの先どこまで、どんな風に大きくなるんですか」ってよく聞いていたんですよ。そうすると、完全な未来予測はできない中で、こういう風に見ているっていう話を色々聞けるじゃないですか。
シーエー・アドバンスの面接では、沖縄の未来を見すえた視点で楽しそうに話す面接官が印象的で「この企業はどこまで大きくなるんだろう」って自然と興味がわいたんです。私は3社から内定をいただいて最後まで迷っていましたが、もし他の企業に就職していたとしても、2年後、3年後、もしかしたら5年後もシーエー・アドバンスがどう成長しているのかをチェックするくらいには気になっていたと思います(笑)。
就職してから驚いたギャップのなさ
――会社の未来を見たくなって入社を決めたんですね!
沖縄に戻ってきて、良かったことはありますか?
私の中で一番大きかったのは、地元の友達と会えることです。
18から台湾に行ってコロナの期間もあったので、疎遠とまではいかなくても少し離れていたので、戻ってきたときにまた繋がりを戻せたのは結構大きいです。
このあたりは人によると思うんですが、私は高校の段階でずっと繋がっていたい友達がいて、そういう友達とまた繋がりが深くなったので。
そういう意味で、Uターン就職は社外でのコミュニティを自然と持ちやすいのはあると思います。もし私が東京に就職していたら、社内のコミュニティはあっても、社外の繋がりは自分から頑張って動かないと難しかったかもって思います。
――地元のコミュニティで交流できるのはUターン就職の大きな魅力ですね。
実際に入社してみて感じたことはありますか?
スピード感が早いことは分かっていたつもりでしたが、想像以上でした!
多分ですけど、他の企業での3か月とここにいる3か月は全く違う気がします。
入社してわずか1年でマネージャーになる人もいて、本当に成長するスピードが段違いだと思います。
あとは自分で時間やスケジュールを調整するじゃないですか。そういう自分自身をマネジメントするみたいな部分も、めちゃくちゃ鍛えられると思います。
そもそも、この時間に何をするか決まってない会社って、あまり聞かないですよね。
毎日自分でルーティーンを設定する感じで、それが私には合ってました。休むときは休んで、詰め込むときは詰め込もうって調整が自分でできるので。
――お昼休憩も各自で自由にとるスタイルですよね。
逆に、入社後に想像と違ったことはありましたか?
いい意味で入社前とのギャップはなかったです。内定者のころや説明会のときから、ずっとそのまんまの姿を見せてくれたんだなって思いました。ギャップ……難しいです、思いつかないですね。
――担当人事も質問されたら本当にNG無しでなんでも答えますよね(笑)。
私はそこに魅力を感じましたね。人がいいっていうか。
人に魅力を感じる企業って少ない気がします。どちらかというと企業自体のブランドに目がいきがちだと思うんですけど、人がよかったので安心に繋がりました。
――人柄がわかるといえば、シーエー・アドバンスは
入社前の面談が多いんじゃないかと思うんですが、実際どうでしたか?
確かに、面談は私がエントリーした企業の中で一番多かったです!
しかも、かしこまった社員面談ではなくて、ふわっとカジュアルな感じだったので、私たちも本当に聞きたいことが聞ける雰囲気だったなと思います。
目標は組織の成長への貢献
――今後、仕事面でやりたいことや目指しているものはありますか?
今後やりたいのは基礎のマニュアル化です。
24年度入社の新卒は歴代で一番人数が多いこともあって、これまでにない調整がいろいろあったと思うんです。それは、いい意味で自由さに繋がっているんですけど、逆に言えば経験ベースになるところがあるので、誰から学ぶかで違ったりしていて。
新卒は社会人経験ゼロのまっさらな状態なので、基礎的な部分はマニュアル化して、ここまでは皆さんできるようにしましょうっていうラインを明確に作ってあげれば、全体的に伸び方が変わるかもって思うんです。
私は、基礎をしっかり作ることで、伸びるスピードが変わると思っています。 組織全体で成長していきたいので、そういう土台作りの面で貢献できたらいいなって思います。
――自分のキャリアだけじゃなくて、全社的な目線ですね!素敵です。
入社理由が組織目線だったので、そこが大きいかもしれないです。
私は何のスキルを習得するかについては、あまりこだわっていません。まずはしっかりとした土台があって、そこにその時欲しいスキルが合わさることで個性が光るんじゃないかなと思っています。
就職するときにスキル習得ばかりを念頭に置いてしまうと、本来の目的から外れてしまう気がします。あくまでスキルは手段であって、目指すべきものは別にあると思うからです。
――なるほど!組織単位でレベルアップしようという姿勢、すごく素敵だと思います。
最後に、Uターン就職を考えている人に向けて一言伝えたいことはありますか?
沖縄から県外に出た人には、県外で学んだことや価値観、人とのつながり方など、自分が得たものがあると思います。それをそのまま沖縄に還元してほしいなと思います。それは、その人だけの魅力でもあるし、皆に受け入れられると思います。
むしろシーエー・アドバンスはそういう多様なアイデアを欲していると思うので、そういうものをもっともっと共有して面白いことをやっていきたいです。
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シーエー・アドバンスでは25・26新卒のUターン学生の方も積極的に採用中です。
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