広告コンサルという仕事
よく聞く「コンサル」というお仕事。
なんとなくイメージはできるものの、実際どんな仕事をしているのかわからない…。
そんな就活生のみなさんへ少しでも興味を持ってほしいと思い、19卒で女性コンサルとして活躍している諸喜田のインタビューをお届けします。
女性ならではの働き方、広告コンサルの醍醐味を存分に語っていただきました!
▼諸喜田 ひかる 名桜大学卒
2018年 11月 Amebaコンサルへ内定者アルバイト
2019年 4月 シーエー・アドバンス 入社
2019年 6月 オンライングロースセンター Facebookコンサルチームへ配属
―さっそくですが、広告コンサルとはどんなお仕事でしょうか。
広告を見るユーザーに対して【どの時間帯に】【どんなクリエイティブ】を配信すると広告効果が上がるかを分析するお仕事です。
「◯◯すると絶対に成功する!」と確定する事がないため、正解がありません。なにが最適解となるかを分析し続け、良い広告効果を上げることで広告主の事業成功の手助けになります。
様々な知識、経験を蓄積し、実際に実践して見る仕事です。
―分析、と聞くと難しそうに聞こえます…。諸喜田さんは初めからコンサル志望だったんでしょうか。
全く違う業界志望でした(笑)
沖縄に生まれ育ったことが大きく起因していると思うのですが、観光や航空、ウェディング業界に務めるのかな、と漠然と考えていました。
そんな就活中に友人が「良かったら頂インターンに一緒に参加しないか」と誘われたのがシーエー・アドバンスとの出会いのきっかけでした。
そのインターンで、かなり沢山の社員と関わらせてもらったんですが会う人みんな仕事への熱量が高く、飲み会などの場でも仕事の話でやる気に満ち溢れていたり、将来のビジョンを語る姿がとても印象的で。
当時私の周りは先生や親など少し落ち着いた方が多かったので、若手がアグレッシブに仕事をしている様子がとても新鮮に見えたんです。
「周りの大人と違う、こんな人達と一緒に働きたい」と思ったのが内定承諾の決め手です。
承諾後、内定者アルバイトを始めて1週間後には東京出張に行きサイバーエージェントのAmebaコンサルチームでレクチャーを受けました。
マネージャーや責任者の前でプレゼンをする機会もあり、密度が高くてとても刺激が多い出張でした。ただ、広告コンサルの知識がゼロ状態であることも痛感し焦りを感じたのを覚えています。
▼内定者次代を振り返り、おもわずはにかむ諸喜田さん
―諸喜田さん、入社後から度々コンサルとして表彰されてますが事前知識や自己学習していたことなどあったのでしょうか?
いいえ、事前知識など全く無く、本当に最初は役立たずでした(笑)
今でこそありがたいことに表彰される機会もありますが、始めは失敗続きでした。
だんだんできることが増えてきたかな、と思うと100万単位の損失を出してしまって…。
大学生の自分にとっては信じられない金額で。サイバーエージェントの責任者が出てフォローいただいたり、そんな時でも周りは責めずに優しくフィードバックしてもらったり。「やらかしてしまった」という気持ちはもちろんありましたが、何よりも「絶対成長して還元しなきゃ」と思いました。
先輩の一言で決まった「覚悟」
内定者アルバイトを経て入社後は、広告事業部の「オンライングロースセンター」というチームへ異動しました。立ち上げたばかりのチームで、メンバーも男性しかいなかったのですが「初の女性コンサル」という肩書きっていいな、と思いました(笑)
異動後のチームもメンバーの熱量がかなり高くて、私も同じ熱量で話したいんですがスキルもないし出せる成果も全然なかったので焦る一方でした。
そんな時に、あるクライアントとのアポが終わったあとに先輩から「新卒なのでまだまだです。っていうのは謙遜のつもりかもしれないけど、とても失礼だよ」と言われたんです。
当時の私は「女性だから男性社員みたいにバリバリできないかも」「入社してまだ2ヶ月のペーペーだし」と思っていました。できないことを、社歴や性別のせいにしていたんです。
でも、クライアントのみなさんからしたら関係ないんですよね。
サイバーエージェントグループだから、信用して任せていただいている。結果をだすのに、いちコンサルとして関わっていることに変わりはないんだと気づきました。
学生気分が抜けてなかったというか、男性の中に1人女性がいる自分の環境に少し甘えていたんだと思います。率直に指摘いただいた先輩に感謝ですね。
そこからコンサルとして自覚が芽生え、自分の意識が変わって案件に向き合うことで、クライアントとの距離もグッと縮まり、緊張感も増しました。
そこから段々と成果が出るようになり、ありがたいことに表彰の機会があったり、今では後輩の育成を任せてもらえるようになりました。
シーエー・アドバンスでコンサルをすること
―コンサルのお仕事のやりがいや、向いている人のタイプを教えて下さい!
コンサルの仕事は数字が全てで、結果がわかりやすく反映されることもあり、とてもシビアなお仕事だと思います。自分の考えた施策がヒットしたり、実施した工夫ポイントや改善案の結果が数字に現れるのでとてもわかりやすいですね。
でも、その数字の奥に営業の方やクライアントの皆様がいて、数字を通して企業のビジネスの手助けができること、人と関わって事業を伸ばしている実感がありとてもやりがいに感じています。
なぜうまくいかないのか?なぜうまくいったのか?という「なんでこうなるの?」と掘り下げる思考が強い人はコンサルに向いていると思います。ロジカル、論理的な考え方持っているタイプですね。よく「文系でも志望できますか?」と聞かれますが、私もバリバリ文系だったので大丈夫ですよ!
―最後に、学生のみなさんへメッセージをお願いします!
インターネット産業はこれからもどんどん成長していく注目の業界だと思います。
とりわけインターネット広告業界は媒体やOS、プラットフォームのアップデートなど常に変化があるわけですが、それに合わせて広告運用をする私達の施策や設計ポイントも常にアップデートが求められ、終りがありません。
でもこれからの人間の生き方って、生活とITは切っけも切り離せいない、ずっと関わるものだと思うんですよね。
そこにお仕事で携わるのはいいことかなと個人的には考えています。
シーエー・アドバンスはサイバーエージェントの成長に伴い、会社自体のアップデートや潮目が変わる機会が幾度となく訪れます。
そんな環境で成果を出すために、自分自身も覚悟を持って仕事に取り組むことで、自分だけじゃなくてチームや組織の成長を目の当たりにすることができます。
私もコンサルとしての覚悟をもって仕事をしはじめて、自分の世界が変わったなと感じています。
就活はじめでは全く違う業界を見ていたので、まさか自分がこんなキャリアへ進んでるなんて当時は思いませんでした。
まずは自分の可能性や選択肢を増やすためにも、ぜひインターネット産業、そしてコンサルという仕事についてインターンなどで触れてみてほしいなと思います。