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【受賞インタビュー】メディア・ゲームカンパニー ベストグループ賞

サービスを成功させるための“武器”であり続けるために

2022年6月にアフィリエイト広告に関する法律改正が行われました。

広告を掲載できる公式アフィリエイトサービスを取り入れているAmebaは、規制が厳しくなる一方で、ブロガーさんたちの信頼を得るためにはどうすれば良いのか頭を抱えていました。そんな中、課題を解決するために立ち上がったのがシーエー・アドバンスのAmeba Pickチーム。

結果的に功績をたたえられ、見事、2022年度のメディア・ゲームカンパニー社員総会でベストグループ賞を受賞しました。

Amebaの健全性を守るために発足した「YMAA&KTAAプロジェクト」とは一体どんなプロジェクトだったのでしょうか。今回は本記事にて、Ameba Pickチームのサービスにかける想いやプロジェクト達成までの奮闘をお届けしていきたいと思います!

▼インタビュイープロフィール

【参考】Ameba Pickについて
https://content.ameba.jp/ameba_pick/start/

立ちはだかる法律の壁

ー総会でのベストグループ賞おめでとうございます!「YMAA&KTAAプロジェクト」とはそもそもどういったプロジェクトだったのでしょうか?

大城さん:まず「YMAA」「KTAA」というのが、薬機法・医療法・景品表示法・特定商取引法についての専門的な知識が問われる認証マーク資格試験のことで、それぞれシルバー認証とゴールド認証の二種類があります。

どういった違いがあるのかというと、シルバー認証は企業内で5名、ゴールド認証は10名以上の人が試験に合格すると付与されます。YMAA&KTAAプロジェクトは、この“ゴールド認証”を目指して発足したプロジェクトになります。

【参考】YMAA・KTAA認証マーク資格試験について詳しく知りたい方はこちら!
https://www.yakkihou.or.jp/

ーなるほど…!今回はなぜプロジェクトにしてまで認証試験に挑まれたのでしょうか?

大城さん:今年の6月にアフィリエイト広告の法律が改正され、規制が厳しくなったことがきっかけです。規制が厳しくなる中で、いかにブロガーさん達に安心してブログを利用してもらうのかを考えていた際、サイバーエージェントのAmeba Pick責任者である山本翔太さんに「こういう認証マーク試験があるんだけど取得してみない⁇」と声をかけていただきました。

最初は、個人認証で薬機法に従事するメンバーだけで挑戦しようかと思っていたのですが、どうせならゴールド認証を狙いたいと思い、急遽、他チームのメンバーも巻き込んでプロジェクト化する流れになりました。

ーそういった流れだったのですね。ちなみに、Ameba Pickとはどういったサービスなのでしょうか⁇

大城さん:Ameba Pickというのは、Amebaに広告を掲載できる公式アフィリエイトサービスです。Ameba Pick内にラインナップされた商品の購入リンクを自身のブログに貼り付けて、その商品が購入された場合に報酬が支払われるシステムになっています。

Ameba Pickチームは、「Ameba Pick」というサービスの運用や品質管理を主に担っています。

チーム全体のレベルアップにも繋がったプロジェクト

ー荷川取さんと半田さんにもお話を聞いてみたいのですが、YMAA・KTAA試験を実際に受けてみてどうでしたか⁇

荷川取さん:専門的な知識が必要な試験内容になっていたので、とても難しく感じました。

試験が2段階になっていて、1つ目はそこまで引っかけなどなくスラスラ解けたのですが、2つ目はひっかけ問題が多く、4回落ちて、5回目でようやく合格しました(笑)それくらい難しかったです。

私のチームでは、ディレクションを行っているので、ブロガーさんへの案件オファーから投稿管理までを担当しています。普段、直接ブログ審査をすることはないのですが、今回の資格を取ることでスキルアップ出来るのではないかと思い挑戦しました。

結果的に、私だけではなくチームのメンバーも合格し、チーム一丸となれたので、挑戦してみて良かったなと思います。

半田さん:私は普段の業務で、クライアント様の広告素材が法的に大丈夫かどうかの品質の管理とチェックを行っています。そういった背景もあり、試験はそこまで難しく感じませんでした。

試験を通じて、自分の自信にも繋がったので受けてみて良かったなと思います。こういう認証資格は持っていた方が絶対自分の強みにもなるし、これから業務をしていく上でもクライアントさんからの信頼もより獲得出来るのではないかと思います。

 ーありがとうございます。では、今回の試験を通して学んだことをどう活かしていきたいですか⁇

荷川取さん:私は業務上、広告の審査をすることは少ないのですが、今後もし広告審査が大量にきた時などは私も対応に入ったり、ヘルプ体制を整えたりと、チーム全員で乗り越えられるような状態を作れたらと考えています。

半田さん:業務のさらなる品質向上に活かしていきたいです。普段の業務で得意・不得意な分野がありバラつきが出てしまうことがあるので、不得意な分野の知識をもう少し深めクオリティの高い審査ができたらと思っています。

それに加えて、サイバーエージェントのAmeba Pick営業担当の方にも薬事法などの専門的な知識を身に着けてほしいので、勉強会などを行っていく予定です。私たちオペレーションチームだけではなく、Ameba Pick全体の底上げに貢献出来たらと考えています。

攻めも守りも一流の企業へ

ーサイバーエージェントのプレスリリースに掲載されるほど、反響が大きかった今回のプロジェクトですが、振り返ってみるといかがでしたか?

大城:今回のプロジェクトを通して、広告審査に従事しているメンバーは、Amebaの健全を担保するという意識と、薬機法、景品表示法に関する自信がより一層強まったのではないかと思います。

100社以上の広告代理店がYMAA・KTAAの認証を取得している中で、YMAA・KTAA両方のゴールド認証を取得している広告代理店は8社しかありません。その中にサイバーエージェントが入ることが出来て、より健全性をアピールできたことがとても嬉しく誇らしいと感じています。

広告の掲載可否は、守りが強すぎると売り上げに響いたりする部分もあったので、違う角度から守りを強化していくみたいな動きは思いつきもしませんでした。

そういった意味で、ヒントをくれたAmeba Pick責任者の山本翔太さんには感謝しかありません。今回の挑戦は、Ameba Pick全体のバックアップなしでは実現できなかったと思います。

ーありがとうございます!では、メディア・ゲームカンパニーが掲げているビジョンでもある「サービスを成功させるための武器であり続ける」ために、次のステップとして考えていることはありますか⁇

大城さん:一言で言うと「攻め」ですね!
年々厳しくなる広告規制の中を生き抜くためにも、攻めも守りも超一流な企業を目指していきたいとずっと思っています。

私たちは守りが強いチームですが、土台もしっかりしてきたので、審査というオペレーションにとどまらず、営業さんやブロガーさんとのコミュニケーションを中心とした攻め方もより磨いて、とがった武器を提供していきたいと思っています。

荷川取さん:そうですね、私はAmeba Pickの売上に貢献できるような施策の打ち出しだったり、そういった新しいチーム作りみたいなところを今後はやっていきたいと思っています。

ただ今は、今後のAmeba Pickの進化にもついていけるように、土台を固めている最中なので、そこを固め次第、次のステップに進んでいきたいと考えています。

半田さん:私は、今年度からインフルエンサーのブロガーさん向けに薬機法のセミナーだったり、スタッフブログを書いたりと啓蒙活動を少しずつやり始めたのですが、まだ定常的に実施できているわけではないので、セミナーを開催できるメンバーを少しずつ増やして実施できたらと考えています。

あとは、現在、特定のメンバーしか薬機法にふれていないので、他チームのメンバーにも広げて全員が薬機法やそういった専門的な知識をもち、業務に活かせている状態を作れたらいいなと思っています。そして最終的には、ブロガーさんが安心して記事を書ける環境を創れたらと思います。

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