シーエー・アドバンスは、2023年8月21日(月)~8月25日(金)の5日間、
開発エンジニア志望の24・25卒を対象としたインターンシップ「TECH JAM」を実施しました。
今回は、与えられたお題をもとに一週間でWebアプリを開発してもらう「ハッカソン形式」。
趣旨に沿っていれば何を開発しても良いので、自由度の高いインターンシップです。
今回はインターン生が新しい技術を複数習得しながらの挑戦となりました!
果たしてどんなサービスが出来上がったのでしょうか。ぜひ最後までご覧ください。
まずは要件定義で目指すサービス像を思い描く
今回のお題は「会社の課題を考え、社員が利用するシステムを開発しよう」。
テーマに沿っていれば、あとは全て自由です。
使用する技術や機能をインターン生自身で選定できます。
裁量がある分、良いサービスを開発するには「何を実装し、ユーザーにどう使ってもらうか」をインターン生自身で考え抜くことが重要です。
メンターとのオリエンテーションを済ませたあと、最初に取りかかったのは「要件定義」。
抽象度の高いお題をもとに、どんなサービスを開発するか、検討を重ねていきます。
▲ホワイトボードで実装すべき機能と、それに必要な技術を考案する様子
「ユーザーは具体的にどんな人でしょうか?」
「なぜその機能を盛り込みたいと思ったのですか?」
さっそくメンターから鋭い質問が飛び、より具体的なものに落とし込んでいきます。
何度か壁打ちを繰り返しながら、開発するWebアプリの形が徐々に見えてきました。
また、インターン生自ら
「せっかくなら使ったことのない技術に触れたいです!」
という提案があり、これまで学んだことのない技術を設計に盛り込みました。
チャレンジングな開発の幕開けです。
「もっと早く相談すれば」原因不明のエラーとの戦い
要件定義で開発するサービスの形を明確にしたあとは、開発環境の構築に移ります。
開発環境とは、言わばエンジニアの作業机。
何を開発するにせよ、まずは開発環境を構築できる必要があります。
初めての技術を使用した環境下で原因のわからないエラーが頻発し、
小一時間悩み続けてからメンターに相談したインターン生。
相談後はするすると問題が解決し、そこからは開発作業が大幅に進みました。
のちの成果発表でこのことを振り返ったインターン生は、「もっと早く相談しておけばよかったです」と語っています。
じつは周囲の知識やリソースも巻き込むことも、プロジェクトを成功させるための重要なスキルです。
初めての挑戦がさらなる試練を呼んだ
要件定義ではインターン生から積極的に新しい技術を盛り込む提案がありました。
主体的に学びにいく姿勢は大きな成長につながり、得られるものも多くなります。
しかしそのことが、予期していなかった新しい問題を引き起こしました。
設計の段階で複数の技術を組み合わせたことで、それらをつなぎ合わせる行程が発生したのです。これを解決するために、さらに新しい技術を取り入れる必要が出てきたため、3日目以降はそれも学びながらの実装になりました。
予想外のタスクが増えたため、1日目に設計した内容を一部修正することに。
限られた時間内で実装できるよう、より重要な機能へ焦点をあてるようにしました。
完成したナレッジ共有システム「Qikoo」
完成したのは、新入社員の疑問を解決するシステム「Qikoo(聞こう)」です。
検索、投稿、ログイン機能など、5日間という短い中で必要な機能を見事に実装しました。
デザイン面もシンプルで美しく、インターン生のこだわりが伺えますね。
インターンだからこそできる。開発インターンの魅力
「自分で書いたコードに対して、レビューを受けるのは初めて」
開発インターンを受ける学生の方はそう語ることがほとんどです。
一方で、知らず知らずのうちに癖になっているコードの書き方や考え方は、自分ひとりでは中々気づきにくいものです。
日々最前線で実務をこなす複数名のエンジニアから率直なレビューを受けられるのは、開発エンジニアインターンの大きな魅力です。今まで学校や独学で培ってきた知識や開発能力がどの程度通用するのか、腕試しの場としても有効なのではないでしょうか。
これからエンジニア職への就活を考えている方は、ぜひエントリーしてワンランク上の成長体験を手に入れてみてくださいね。
次回、8月開発インターンのプレエントリー受付中!
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対象:2025年/2026年4月に入社可能な学生
Ruby, Python, React, Node.js, PHP
などを用いた開発経験がある・学習したことがある方