2023年6月28日、サイバーエージェントグループのインフラ組織「CIU」とのコラボイベント「第5回 沖テクNight ~インフラ領域へ潜水!~」を開催いたしました。
東京のCIUから複数名のエンジニアが沖縄まで来訪し、
LT(ライトニングトーク。短いスピーチのこと)をしたり、交流を楽しんだりしました。
今回は、そんなイベントの様子をレポート形式でお届けいたします。
LTでの資料も各登壇者よりご共有いただいておりますので、そちらもぜひご覧ください。
目次
|開催の前に
|Session1 AIを支えるGPUサーバ用DC構築記
|Session2 CIUが提供するKubernetes as a Serviceの機能と実装
|Session3 CDKでAWSのベストプラクティスなWordpress作ってみた
|Session4 GitHub Codespacesで開発環境を共有しよう
|歓談タイム – LTの飛び入り参加も!
開催の前に
セッションを始める前に、簡単に主催者の紹介を実施しました。
▲シーエー・アドバンスについて説明する技術統括本部 人事の川満
各社の事業説明の後、会場から質問できる「sli.do」アプリの使い方をご案内。
イベント中、スマホからリアルタイムに登壇者への質問を受け付けました。
Session1
AIを支えるGPUサーバ用DC構築記
登壇一人目は、CIUの知念 洋樹さん!
LTのテーマは「AIを支えるGPUサーバ用DC構築記」。
近年話題のAI技術。
直近では、サイバーエージェントから最大68億パラメータの日本語LLMのリリースがありました。
知念さんには、それを可能とするインフラについて写真や例え話などを交えながら、分かりやすくお話いただきました。
なんとサーバー1個だけでも家1件分の消費電力がかかるそうです!
設備にかかるコスト面からも、AIへの本気度がうかがえますね。
Session2
CIUが提供するKubernetes as a Serviceの機能と実装
沖縄テクNight202306_ciu_ake
登壇二人目は、CIUの長谷川 誠さん!
LTのテーマは「CIUが提供するKubernetes as a Serviceの機能と実装」。
「Kubernetes」皆さんは何と読みますか?
「クーベネティス」? それとも「クバネティス」?
意外に種類のある読み方について触れながら導入が始まり、
ユーモアを交えながら説明がスタート。
6月23日に出版された『Kubernetesの知識地図』の著者の一人である長谷川さん。
今回はその中でもKubernetesクラスタの作成・更新・削除を自動で行う「AKE」の管理に絞ってお話いただきました。
Session3
CDKでAWSのベストプラクティスなWordpress作ってみた
今度はシーエー・アドバンスから金城が登壇。
LTのテーマは「CDKでAWSのベストプラクティスなWordpress作ってみた」。
シーエー・アドバンスは、グループ会社の社内・社外向けのコーポレートサイトを担当しています。
そのため普段から、不定期でAWSの勉強会などを社内で実施していますが、
座学で終わらず、実践までやりきれた内容でした。
ただ構築して終わりではなく、より軽く・落ちにくく・コストパフォーマンスの高いサイトを目指し、改善を行っていました。
Session4
GitHub Codespacesで開発環境を共有しよう
最後にシーエー・アドバンスの高江洲 順八が登壇。
LTのテーマは「GitHub Codespacesで開発環境を共有しよう」。
その場で実際に開発環境をすばやく構築させ、聴衆を驚かせていました。
セミナーや勉強会などで簡易的に環境が必要な際に使いやすいのでは、との声も。
歓談タイム – LTの飛び入り参加が!
セッションの後は歓談タイム!
自由な交流の合間に、飛び入りでLTされる方も!
飛び入りでご参加された知花さん。資料もご共有いただけました!
シーエー・アドバンスから追加で即席のLTをする人も。
軽食やフリードリンクをとりながら、交流は続きました。
お互いの持つ知識や経験が共有でき、有意義な時間にできたのではないでしょうか。